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『DIE WITH ZERO』を読んでお金の使い方を考える

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎるルール』(ビル・パーキンス)を読みました。2020年に日本語版が発行され、23年5月時点でも店頭に平積みになっています。

DIE WIHT ZERO、つまりゼロで死ねというのがこの本のメッセージです。節約をしてお金を貯めて、結局はお金を使わずに亡くなっているというのです。このメッセージが多くの人に響いたのですよね。

私もそうです。過去にFIREするためにはお金をかけずに暮らしを楽しめることが大事なのではという記事を書きました。

yukarisi.hatenablog.com

先日、夫と外出した際に、夫がお昼ご飯をごちそうしてくれることになりました。ただ夫はどこで食べるかは考えていなかったようで、どこでもいいと言うものの高いお店には難色を示します。なので「マクドナルドがあそこに」と言ったところ、マクドナルドで食べることになったのです。まあ、いいんですよ、マクドナルドでお昼も。だけど、お昼ごはん外で食べよう!って流れでマクドナルドというのは、これはお金の出し惜しみでしかないです?もし私がお金を出すなら、あんたマクドナルド選んだか?

マクドナルドだけではお腹がいっぱいにならず、帰り道でサイゼリヤに寄りました。まだランチタイムに間に合い、500円のランチメニューを見ていたところ、合いびきハンバーグと少し高い牛肉ハンバーグで夫が迷っているようなので、ここは私が払うから(マクドナルドは夫が払ったから)牛肉にしたらと言ったところ、素直に牛肉ハンバーグを頼みました。

夫はお金がないわけではないです。でも使わないのです。倹約がしみついているのですが、なぜこんなにお金を使えないのでしょう。

年を取ると、旅行もしなくなる(できなくなる)し、おしゃれをして出かけることも少なくなります。そうすると必然的に支出は減ります。節約したお金を使うことなく一生を終わってしまう可能性もあるのです。

もちろん無駄にお金を使う必要はないですし、要らないものは買わなくていい。ですが、未来のために今の自分にお金を使わないことの意味を考えたい。高齢になった自分にはそんなにお金はいらないだろうから。

私には子供はいないので、老後費用を貯めなければと思っていました。その一方で、誰かにお金を残す必要もないのです。まさに、亡くなる時に資産ゼロでいい。

倹約、節約すること、お得を求めることは人間の性だなと思うのです。お金を使うことの罪悪感みたいなものが自分にはあります。なので、新しい洋服を買うのにも、言い訳を用意したり、スィーツはご褒美とか。そんなこといいのですよ、自分の好きにお金をかけても。

お金をかけずに楽しめることも大事。でも、お金を残すことだけに執着することもしない。暮らしを楽しんでいきたい。