そもそも洋服って暑さや寒さから体を守るためですよね。
1日で気温差が激しい日があります。
そんな日に外出する時は、着る服に悩みます。服装を重ねて調節すればいいのですが、脱いだ洋服を持ち歩くのもじゃまだし、寒い思いをして最悪風邪をひいたりするのも困ります。
山登りのレイヤリングシステムを参考に組み立てるといいのかなと。レイヤリングシステムは、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターと重ねていきます。
それを天気予報の最低気温と最高気温、雨なのか晴れなのか、風はあるかどうかで調節していきます。
春先の気温は、東京であれば最低気温は10度~15度くらい。最高気温は16度~21度前後。
最低気温も最高気温も低いゾーンの日は、まだ冬服を着た方がいいです。ベースレイヤーにはヒートテックのような保温性のあるもの、ミドルにはセーター、アウターにはコート。
最低気温も最高気温も高めの日は、春服へシフト。ただ、春先は風が強いことも多いので、アウターには風を防ぐアウトドア用のジャケットを着ます。アウトドア用のしゃかしゃかしたジャケットであれば、暑くなってくればかばんに入れてもじゃまにならない。
最低気温が15度を超えれば、防寒用のインナーはいらなくなってくるように思います。
ただこの方法、予報が外れることもあるので要注意です。
思ったより気温が上がらなくなることの方が多いような気がします。それに暑いときは着ているものを脱げばいいですが、寒い時に着るものがないのはどうしようもない。とはいえ、タイツの重ね履きは脱ぐことができないので、レッグウォーマーとかにしておくといい。
気温が上がるという日にも、薄手のシェルジャケットを持っておくようにしています。よくスカーフなどを巻くだけでも防寒になると言われますが、スカーフを首に巻いたくらいで暖かいと感じたことは個人的にはあまりないですけど。
シェルジャケットはコンパクトになるので、美術館に行くときも持っていくようにしています。美術品は管理のためか館内が寒いことがよくあるのです。
体温調整がうまくできないのは、年のせいもあるかもしれません。
ですが、それをうまく服装でカバーして快適に過ごすようにしていきたいので、気温と服装の関係を記録して、びしっと快適な服選びシステムを構築していきたい。