アートをじっくりと楽しむには、企画展よりも常設展がおすすめ、常設展を楽しむには年間パスポートがおすすめというお話をしました。
アーティゾン美術館で年間パスポートを販売するという発表がありました。
販売は24年1月4日から、美術館の窓口もしくはローソンチケットでとのこと。これはほしい!
アーティゾン美術館は、株式会社ブリヂストンの創業者、石橋正二郎氏のコレクションを公開する美術館。東京駅からのアクセスもよく、印象派や日本近代洋画の名作を多く所蔵しています。
従来より学生は無料で、若い方がアートに親しむにはうってつけ。
企画展も素晴らしいものが多いのですが、企画展、常設展という区別はありません。コレクション展も企画展のチケットが必要になります。
なので、1点だけじっくり鑑賞するという使い方はできず、企画展はボリュームがありすぎて、すべて見て回るだけでぐったり、頭の中がいっぱいになってしまいます。
以前、アーティゾン美術館のイベントに参加したことがあり、その時のアンケートで年間パスポート販売してほしいと書いたこともあるほどです。
1月4日から販売と聞いて、買うぞ!と意気込んでいたのですが、気になったのは「先着順」の文字です。
今回のパスポートの価格は5,000円です。企画展が1,800円(窓口販売は2,000円)を考えると、もうお得過ぎで、これは購入したい人多いよねと想像できます。
販売開始日は仕事があるので、窓口には行けません。当日の朝にローソンチケットのウェブサイトを見たところ、販売されていませんでした。これは10時ぐらいから販売開始なのか、よくわからないまま職場へ。
仕事始めということもあって、仕事はないのだけど、なんやかやとぱたぱたしているうちに1日が過ぎ、パスのことを思い出したのは午後4時。
ローソンチケットオンラインには「販売終了」の表示。
美術館窓口での販売分はまだありますとツイッターで出ていましたけど、窓口まで行って販売終了って悲しすぎます。かといって、電話して確認するのも美術館のスタッフの方の迷惑かなと思ったり。
タイトルにあるように、今年はご縁がなかったということであきらめることにしました。追加販売があったら買いますので、ご検討のほどよろしくお願いします!